『ゾンビやけん!SAGA準備会』共同代表 柴戸武寛氏に対して抗議します

 2019/2/11に唐津市ふるさと会館アルピノにおいて、ゾンビランドサガオンリー同人誌即売会『ゾンビやけん!SAGA』が開催されました。大変人気のあるアニメの同人誌即売会であり、地方においても活気のある同人誌即売会が開催できたということを大変嬉しく思います。

 さて合同祭実行委員会(以下、当会)はこちらのイベントにて当会が主催または開催協力をしている同人誌即売会のチラシの配布を希望いたしました。事前に告知されていたチラシ配布に関する規約「当イベントでアマチュアイベントなどのチラシを配布頂けるのは、当日サークル参加いただいた方のみとなりますので、ご注意ください。」に従い、当日もサークルの一員として参加して配布の許可を求めました。

 しかしながら「ゾンビやけん!SAGA準備会」共同代表の柴戸武寛氏・藤山太一氏のうち、柴戸武寛氏が当会によるチラシ配布を禁止いたしました。以下に柴戸氏の発言を記載します。

 

 まずチラシ配布の許可を求めたところ——

「主催の判断でお断りさせて頂きます。これ以上説明が必要でしょうか」
「イベントとして不適切であると判断したため」
「今回会場を借りているのは我々です。ご納得いただく必要は別にございません。お帰り下さい。以上です」
「ここを借りているのは我々です。それ以上説明が必要でしょうか」
——と発言されました。

 

 また、どの規約に基づいて言っているのか、という質問に対しては——
「ここで決めるのは私です。私が不適切であると判断したためです。以上です」
「お帰り下さい。お引き取り下さい」
——と返答され、明確な回答が為されませんでした。

 

 当会は「ゾンビやけん!SAGA準備会」様の定められた規約に従ってチラシ配布の許可を求めています。またチラシの内容も特に問題はないと共同代表の藤山氏ならびに館内統括のスタッフ氏からもご確認いただいております。そうであったにも関わらず柴戸氏は明確な理由を1つも挙げることなく当会主催ならびに開催協力にあるイベントを「イベントとして不適切」であると決めつけ、チラシの配布を断られました。

 事前の手続き上で問題があった訳でも無く、その場の判断にて禁止を申し渡していながらもその禁止した理由については誠実な回答がされることもなく、さらに共同代表の柴戸氏がもう一人の共同代表である藤山氏や他のスタッフ諸氏の判断を斟酌や尊重することなく独断にて強権を振りかざされた行為はイベント主催者として信用に値するものか疑義を持たざるを得ません。

 更に柴戸氏が当会主催ならびに開催協力イベントを「不適切」であると判断されたと言うことは、当会のみならずこれまでに当会主催ならびに開催協力イベントに参加されているサークル参加者ならびに一般参加者を「その不適切なイベントに参加している参加者である」と侮辱しているのに他ならず、断じてこれを看過する訳にはまいりません。

 

 今回の柴戸氏の当日の判断と指示は大変に残念かつ不当なものであるとし、当会は正式に共同代表・柴戸武寛氏を始めとする「ゾンビやけん!SAGA準備会」に対し、これに厳重に抗議いたします。

 

 なお、上記の抗議内容に関しまして、同イベントの共同代表でもあるオンリーイベント合同同人誌即売会『コミックユートピア』(LMM)代表の藤山太一氏に対し、事前に内容に相違がないかの確認をお願いしておりました。

 ですが、藤山氏からは質問の送達後、一週間以上を経過しても一切の回答がいただけなかったことから、これらの内容について異議等はないと意思表明されたものと判断させていただき、公開させていただきました。

 

関連情報

ゾンビやけん!SAGA 公式サイト

ゾンビやけん!SAGA twitter

 

チラシ配布規約の記述

公式サイトに「主催」として「柴戸武寛」名義の記載

共同代表としてカタログに「柴戸武寛」「藤山太一」の名義記載

 

 公式サイト上には主催として柴戸武寛氏の名前のみが記載されていますので、そのことから「ゾンビやけん!SAGA準備会」の代表は柴戸氏であると考えるのが当然かと思われます。

 ですが、カタログの奥付には共同代表として柴戸氏に並んで藤山太一氏の名前が明記されていました。

 当日、藤山氏にお伺いした話では柴戸氏が主催であり、藤山氏は手伝いに来ているだけとのことでしたが、このお話とカタログの記載は明らかに異なっています。

 

 柴戸氏はオンリーイベント合同同人誌即売会『コミックユートピア』(LMM)様のスタッフでもあります。

 また、当日も藤山氏が本部(受付)におられたこと、抗議文にある柴戸氏とのやり取りから事情説明を求める等の話し合いを拒絶された後に当会の代表とその場でお話を続けられたことからも、藤山氏が同イベントにおいて重責を持つ立場であったこと、つまりはカタログ記載の通り、共同して責任を負う共同代表であったと読み取ることができます。

 更に、当日のスタッフの多くがオンリーイベント合同同人誌即売会『コミックユートピア』(LMM)様のスタッフであったことから、「ゾンビやけん!SAGA準備会」は柴戸氏・藤山氏の共同運営であるのみならず、実質的にはオンリーイベント合同同人誌即売会『コミックユートピア』(LMM)様が運営している即売会であると考えられます。

 

 従いまして同イベント共同代表・柴戸武寛氏の判断ならびに言動はオンリーイベント合同同人誌即売会『コミックユートピア』(LMM)代表・藤山太一氏にもその責が帰するものであり、その判断も同一であったと受け取らざるを得ません。

 以前も藤山氏主催のイベントにおいて当会によるチラシ配布を拒否されたことがあり、その際には藤山氏より不当な扱いに対する謝罪と再発防止のお約束をいただいていたのですが、結果的にそのお約束は反故にされてしまったと見なさざるを得なくなってしまいました。

 

 当会としましては同人誌即売会を運営する志を同じくする団体として共に手を取り合って行きたいと切望しておりました。

 ですが、「ゾンビやけん!SAGA準備会」共同代表・柴戸武寛氏が明確な理由もなく直情的な判断によって自ら定めた規約をねじ曲げられ、続けて当会主催イベントの参加者様全体を侮辱されたことを大変残念に思います。